Month1月 2015

片頭痛の前兆を感じ取れ!自分で前兆を掴めるようになろう

こんにちは、頭痛のジジイです。さて皆さんは片頭痛ではどのようなお薬を使っていますか。殆どの人は市販の鎮痛薬と答えるのではないでしょうか。私もそうです。しかし多くの人はあまり効果が無いか或はほとんど効果は無いと答えるでしょう。そのくらい片頭痛の痛みと言うのは強いものです。しかし服用する時期を間違わなければこの市販の鎮痛薬も効果を発揮することが有ります。そこで注目したいのが片頭痛の前兆というものです。

片頭痛の前兆は全くない人もいれば、有ったとしても個人差が有って自分なりに何が前兆になっているのかを調べてみる必要が有るのですが、前兆には視覚に現れるものや手などの感覚に現れるものなどが良く挙げられます。例えば幻覚を見たり視覚の或る一部だけ欠けたようになるなど、また手にしびれが出るようなことも有ります。別のものとしては言葉が僅かにろれつが回り難かったりするものも有るようです。何か当てはまるものが有ったでしょうか。

私は殆どの場合には頭に痛いと言うよりもピリピリうずくような感触が有った後は十中八九片頭痛の症状を発症します。このためこの疼きを感じるとすぐに鎮痛薬を服用します。痛みを感じていなくてもとにかく服用します。これによってかなりの確率で痛みに達する前に片頭痛を回避できるようになりました。朝起きた時点で既に痛みを感じている場合は駄目ですが、そうでなければこの方法はかなり有効だと思います。

そこで片頭痛を持っている皆さんも、前兆を捉えてみましょう。私の様にピリピリとした感触を感じない場合であっても幻覚などを見ているかもしれませんし、本を読んでみて何か読みにくいと感じるようなことは無いでしょうか。自分なりに色々と試してみて、片頭痛となにか因果関係が有ると思えるような現象が有るときには思い切ってその時点で薬を飲んでみて、発症するかどうかを試してみてはいかがでしょうか。実際に発症まで至る回数が減るのであれば、試してみる価値は十分あります。

この他の前兆としては食欲が旺盛になったり眠気が出てきたりと言うものも挙げられていますが、私はよくこういうことが有りますが、食欲が有ったと言うだけで片頭痛になったと言うようなことは今のところありません。個人差が大きいので実際にそういう人もいるかもしれませんので、自分の場合を良く考えて前兆を掴んでほしいと思っています。前兆は一つとは限りませんので一つ分かったから良いと言うような考えはもたないのがコツです。

もし前兆が掴めたとしたら、次はその前兆はどの様な時に現れるのかを考えてみてください。例えばその時の気象情報や自分のストレスの度合いなどを考えてみると良いでしょう。私の場合は全てと言う訳ではないですが、気圧が下がってくると、どうも良くない傾向になって来るようです。何度も同じような経験を積んでいけば自分の場合何が引き金になっているかと言うことも見えてきますから、少し気長に自分を観察してください。

片頭痛とは上手に付き合う!完全には治らない前提で生活しよう

こんにちは、頭痛のジジイです。今回は嫌な話をします。それは我々が日頃感じている片頭痛の痛みと言うものは完全には無くならないと言うことです。要するに片頭痛は完治できない病気なのです。病気というものは治すことが可能だと思っている人は多いと思いますが、例えばアレルギーを考えてみてください。これは治せません。これと同じで片頭痛も、治せないのです。何故かと言うと片頭痛もアレルギーと同じく遺伝子が関係しているらしいからです。

遺伝情報はDNAの塩基配列の中に書かれていますが、この中の一部が他の人と違っている部分がアレルギーとして現れてくる事が知られていますし、その他の遺伝病も同じです。全てのケースとは言えない可能性は有りますが実は片頭痛も遺伝に強く作用されているようです。私の場合は母から引き継いだと考えて間違いないでしょう。もしこの遺伝情報を書き換える事が可能になれば、多くの病気がこの世から消せるのではないかと期待できますが、残念ながら今のところそう簡単ではありません。

特に片頭痛は遺伝情報のどの部分が作用しているのかと言うこともまだわかっていない段階ですから、たとえ書き換えの技術が完成したとしても何処を書き換えればよいのかは分からないので、今のところ片頭痛は完全には治すことはできないと考えて良いでしょう。したがって、完治させると言うのではなく、なるべく痛みを少なくし、できるだけ発症の回数を減らすと言うような上手なお付き合いを目指すのが最も良い方法と言わざるを得ないのです。

今現在片頭痛に悩んでいる場合であってもいつか完治できるという考え方はいつまでたっても治らないと言うような考え方に陥りやすいため、治らないと言うことを自覚することが必要です。治らないと言うことが前提として有って、その上で様々な対策を考えていくとした方が、成果が上がった時の喜びも有りますので、精神衛生にも良いのではないでしょうか。完治できたから幸せでは無く症状が改善したり発症の件数が減って幸せと言うように考えを改めてみましょう。

そこで行なわなければならないのは自分の生活を見つめることです。片頭痛と上手に付き合うためには、まずは敵を知らなければなりません。ですから片頭痛と実生活との関係を考えて見る事から始めるのです。例えば生活のこの部分を変えたら、片頭痛を発症する回数が減ったと言うことになれば、あなたは片頭痛と上手なお付き合いが出来たと言うことになるのです。この変える部分を探すことが生活の質を改善するのに大変重要な意味を持つわけです。

具体的な例で言えばよく言われる事に光を浴びると片頭痛になると言うものが有りますが、この場合自分にも心当たりが有るのであれば、強い光に当たらないようにすれば良い訳です。私を例にとると、光が当たっただけでは発症しないのですが、光が当っているところで眠ってしまうと起きた後、片頭痛になっていると言うパターンが多かったので、意識的に行っていた訳ではないのですが自然に光の強いところで眠ってしまうようなことを避けるようになりました。

血管が神経を刺激する!最新研究による片頭痛発症のメカニズム

こんにちは、頭痛のジジイです。片頭痛はいまだに原因が分かっていない厄介な病気ですが、それでも最近になって発症のメカニズムがある程度絞られてきて、肩を揉んだり、入浴したりすると痛みが悪化する説明の辻褄がつくようになってきました。また処方薬になりますがこのメカニズムを改善する薬剤の中には、市販の鎮痛薬よりも効果的に症状を改善できるものが出てくるようになってきています。この調子で原因自体を突き止めてほしいものです。

さてそこで片頭痛のメカニズムですが、今のところ有力な説が2つあります。両方とも血管の拡張が関わっています。一つ目はセロトニン説でストレスなどを感じると血小板からセロトニンが放出されますがこれによって血管は収縮に向かいます。逆ではないかと言われそうですが、問題はこの後です。収縮して暫くしてセロトニンが減少し始めるとそれに伴って血管は拡張を始めます。収縮は周囲の刺激にはなりませんが、拡張時には周囲の神経を刺激するので痛みが出るのではないかという説です。

もう一つの説は三叉神経血管説というもので、何かの刺激が血管の周囲にある三叉神経を刺激することになり、血管の拡張を促して、その拡張が周囲を刺激して痛みに繋がると言う説です。何方の場合も血管の拡張を抑制できれば片頭痛の痛みを止めることが出来るわけです。ただし何らかの刺激と言っているように残念ながらどの様な刺激が作用しているのかを特定するのは難しく、いろいろな環境で発生し、人によって原因が違って来るのかもしれません。

さて市販の鎮痛剤は刺激によって発生する痛みを抑えるだけですから、この血管の拡張を抑えることはできません。そこでこの血管の拡張を抑える薬として注目されているのがトリプタン系の薬剤で病院に行って痛みがひどいと判断された場合には処方されるようになっています。ですからどうしても市販薬で抑えられないような痛みを感じているのであれば、病院に行って処方を受けることによって、早期に症状の改善が出来る可能性が有ります。

そこで今後考えなければならないのは、なかなか研究は難しいようですから、自分のケースをいろいろ考えることによって何が血管拡張の引き金になっているのか考えることです。もしこれが分かればその行為を避けることによって、片頭痛の発症の回数は減らせるはずです。たぶん引き金は1つだけとは限らない筈ですから、全部を特定するのは難しいかもしれませんが、あの痛みの回数を減らせるだけでもかなりの朗報と言っても良いのではないでしょうか。

ではその手段はどうすれば良いでしょう。私の場合には何が引き金の役割をしているのか分かりませんし、いつ痛みがおこるか分かりませんから、自分が行った行為、自分が食べたものなどについて出来るだけ詳細にメモに残してみることにしました。実際これが大成功で、私は具体的な引き金を何件か発見することが出来ました。メモを取るのは面倒ですが、効果は絶大でした。一度試してみる価値はあると思うのですがいかがでしょうか。

入浴は痛みを増す?片頭痛の間は入浴は避けたほうが無難です!

こんにちは、頭痛のジジイです。最近は病気であっても熱が出ていなければ入浴しても構わなかったり、短時間なら推奨している場合も有ります。私が子供の頃は調子が悪い時の入浴など論外だったのですから、時代は変わりましたね。しかし現在でも熱が有ろうがなかろうが入浴してはいけない病気は有ります。片頭痛もその一つで、経験がある人もいるかもしれませんが入浴することによってズキズキした痛みが増幅されてしまうのです。

私などはその痛みで風呂の中で倒れるのではないかと考えたことも一度や二度ではありません。では何故風呂に入るとそれ程片頭痛の症状が悪化してしまうのでしょうか。それは風呂に入ることによって血圧が上がる事と、血行が良くなることが原因として考えられます。血圧が上がれば脳内の血管の血圧も上がりますから、血管の周囲の神経を刺激することになりますし、血行が良くなれば血管が拡張して、これも周囲の神経に刺激を与えます。

これが片頭痛で拡張された血管内で起これば周囲への刺激でただでさえ痛いと感じているのに更に刺激が増えて激痛として感じるようになってしまう訳です。したがって片頭痛中の入浴は極力避けて痛みが治まるのを待ちましょう。一日二日風呂に入れなかったとしても死ぬようなことは有りませんから、多少気持ちが悪いかもしれませんが、我慢するよりしかたがありませんね。入浴で温めるよりも首筋などを冷やして寝ていた方がずっと良い対処法です。

もし汗になったりして、どうしても入浴する必要が有る場合は、体を拭くだけにするとか、温度を低くしてシャワーだけを使うとかの工夫をすることが必要でしょう。ただしそれでも血行は良くなるはずですから、片頭痛は多少悪化する可能性は有ります。十分注意しながら短時間で済ませるようにして下さい。現在では片頭痛で死を招くようなことは無いと言われていますが、血管が拡張したり収縮したりを繰り返すことが血管に良い影響が有る筈は有りません。

こういうことが積み重なれば、将来血管壁に影響が出て脆くなってしまう事も十分考えられます。特に場所が脳内と言うことになるとちょっと怖いですよね。例えば高齢者で脳内出血をした人が片頭痛を持っている割合などを調べたときどのような結果が出るのかについて大変興味が湧きます。今のところこういった統計は見たことが有りませんが、因果関係を調べるには一つの方法ではないかと思います。誰か医療関係者にお願いしたいですね

もしあなたが片頭痛だと思っていて、これまで頭痛発症中に入浴しても特に痛みが増幅したりするようなことは無かったと言う人は、片頭痛かどうか疑いが有ります。片頭痛ではなくて緊張型頭痛の可能性が有りますし、全く別の病気が隠れているような二次性頭痛と言う可能性も考えられます。したがって片頭痛と思い込むのではなくて一度医者に相談して診断を受けた方が良いと思われます。二次性頭痛の場合には早急に対応が必要な事も有るので注意してください。

肩もみで痛みが強くなった!筋肉をほぐすと片頭痛は悪化するの?

こんにちは、頭痛のジジイです。みなさん頭痛を感じたときにはどの様な対応を取っていますか。今回は片頭痛に適した対応を考えてみる事にしましょう。頭痛への対応と言うと、以前から肩もみなどで首や肩のコリをほぐすことが民間療法として行なわれていますが、あなたもこのようにして頭痛対策をしたことは有りませんか。これでもし良くなったとするとあなたは片頭痛ではありません。片頭痛の場合こういうことをすると逆に症状は悪化してしまいます。

ここで例に挙げた対処方法と言うのは、頭痛の多数派である緊張型頭痛には確かに効果が有るため、頭痛と言えばこういった療法が行なわれるのですが、頭痛としては少数派になる片頭痛に対しては効果が出るどころか逆に症状を進行させ痛みは増幅することになってしまいます。多くの皆さんが経験していると思いますが片頭痛の最中に肩もみをしてもっと痛みが増してしまったと言うことはありませんでしたか。したがって片頭痛の場合肩もみは厳禁です。

通常は肩を揉んでもらえば筋肉のコリが取れて気分は爽快になる筈なのですが、なぜ片頭痛では効果が無いのでしょうか。それは片頭痛の痛みがどの様に発症してくるのかに関係しています。片頭痛の原因ははっきりわかっていませんが、脳内で血管が拡張して周囲の神経を刺激している事が影響していると考えられています。そこで肩もみを考えてみましょう。肩もみをすれば肩がほぐれて血行が良くなりますが、血行が良くなると膨らんだ血管に更に血液が流れ込むことになります。

そうするとどうなるでしょうか。血管はさらに拡張していきます。したがって更に神経への刺激が増えて、痛みは強くなっていくと言う訳です。ですから片頭痛の時には血行を良くする方向では無く、かえって悪くする方向の方が痛みを軽減できる可能性が有るのです。しかしその為にはどうすれば良いのでしょうか、更に肩こりを酷くさせてしまってはつらいですし、何か別の影響が出て他の病気を発症させてしまうかもしれません。

そこで肩こりを悪化させるのではなく、冷やすことを考えます。冷やすことによって血管が収縮すれば血行が悪くなって脳内に回る血液も減っていきます。したがって片頭痛の場合には肩もみは止めて首筋や脇の下を冷やすことによって体温を下げ血行を悪くすることが効果的な対処方法となります。今度片頭痛の痛みが始まったら、この方法を一度試して見てください。痛みが去るまでには時間がかかりますがもみほぐすよりも効果はあると思います。

ただし片頭痛にも色々な可能性が考えられますので、暫く続けても何も効果が無いあるいは痛みがひどくなってしまうような場合も絶対にないとは言えませんから、どうも自分には合わないと考えるのであれば、この方法は中止して、自分なりの方法を模索してください。自分なりの方法を見つけるにはある程度手探りで色々と試しながら探すしかありません。あまり焦っても良い方法は見つからないものです。気長に片頭痛と付き合うことが必要です。

お母さんも頭痛持ち?一族を観察し早目に自分の片頭痛を自覚する

こんにちは、頭痛のジジイです。私が頭痛持ちだと言うことを自覚したのは高校時代でしたが、それまでも頭痛は感じていました。しかしそれが持病だと言うようなことは考えたことが有りませんでした。このため有効な対策を考えるようなこともしませんでした。そこで今回はなるべく早く自分が頭痛持ちであり、しかもその頭痛が片頭痛であると言うことを自覚する為にはどうしたら良いのかと言うことについて考えていきたいと思います。

頭痛は自分で感じるので、ある程度の年齢になってしょっちゅう頭痛を発症すると言うことになると、自分は頭痛持ちではないかと思うようになります。しかし自分が発症する前でも発症する可能性があることをある程度調べる事が出来ます。勿論完全ではありませんが早く知ってその為の対策を考えておくことは良いことです。その調べる方法と言うのが遺伝です。片頭痛は多くの場合遺伝しているようです。私に近いところでは母と娘が片頭痛です。

その他にも一族の中には多くの片頭痛持ちがいます。末端まで調べたわけではないのでどの程度広がりが有るのかは分かりませんが、かなりの広範囲に渡っていることが分かっています。みんなそれぞれ対策を取っているようですが、情報を共有するようなことはしていません。もしあなたが片頭痛を持っているのであれば、周囲を調べてみてください。もし遺伝性のものであるのであれば、あなたの子供や孫にも表れる可能性は十分あります。注意して見守りましょう。

ただし片頭痛と言っても遺伝ではないことも有るので、遺伝が無いからと言って安心してもらっては困ります。したがって自分には発症していないからと言って、子供にも現れないと言う事では決してありませんので、遺伝が無くても注意して見守る事は必要です。中学・高校に通う皆さんは、片頭痛の有る体質であるのであれば既にその兆候が表れていてもおかしくは有りませんので、自分で家族の状況を見て両親或は祖父母などに片頭痛が無いかと言うような事を調べて、自分の状態を考えてみてください。

もし自分は遺伝から考えても片頭痛だと思う場合、既に頭痛の症状が現れているのであればまずは医師に相談して本当に片頭痛なのかどうかを診断してもらいましょう。遺伝が有りそうだがまだ自分には発症していないと言う場合には、しばらくは様子見と言うことになりますが、発症した時に備えて、痛みを軽減したり、痛みを発症させないためにはどの様な注意が必要なのかと言うようなことをいろいろ調べていざという時に備えるようにしましょう。

遺伝と言うのはDNAに刻み込まれてしまっていますから、遺伝子治療で書き換えができるのなら別ですが、そうでもしなければ避けることはできません。発症してしまったとしても、それは仕方がないことです。なるべく生活に支障が出ない様に以後は片頭痛と上手に付き合って行くしかないのです。もし発症してしまっても落胆するのではなく、周囲にも相談して前向きに考えることが必要です。

痛みが3日も続いた!すぐには治らない場合も有ることを知ろう

こんにちは、頭痛のジジイです。今回は私の経験から片頭痛はどのくらい続くのかをお話ししましょう。自分の片頭痛の場合を思い出して比較してみてください。私の場合発症するパターンは朝目が覚めた時に既に痛みを感じている場合と、日中徐々に痛みが増していく場合の2つが有ります。朝から痛い場合はその時点で鎮痛剤を服用したとしても時すでに遅しで、その日は痛みの増減は有りますが、ほぼ一日中続くのが普通です。

日中徐々に痛みが増していく場合には、なるべく早い段階で鎮痛剤を服用すれば、痛みは解消できる場合も有ります。この場合は長くても数時間で痛みは解消しますが、薬の服用が遅れると、やはりその日はもう多かれ少なかれ痛みと付き合うしかありません。ただしどの場合でも通常は一晩寝れば痛みは解消するのが普通です。ですから私の場合には、片頭痛と言うのはだいたい1日で解消するもので、早く明日になればいいなと思って過ごすことになります。

ところが長く片頭痛をやっているとこのパターンが崩れる事が有るのです。早く明日になればいいなと思って一晩寝て起きた結果、まだ痛みが続いていると言うことがあるのです。しかもその翌日も続きました。3日間片頭痛が続いたのです。これはそれまでになかったパターンだったので自分でも驚いたのですが、4日目の朝には痛みは引いていました。そこで片頭痛と言うものがどの程度続くものかと言うことをいろいろと調べてみたのですが、多くが最長3日となっており、4日以上と言うのはかなり特殊な例のようです。

片頭痛の痛みが3日も続くと考えただけで嫌になりますが、最悪の場合3日続く覚悟が必要と言うことです。こういう場合には3日も続くと考えるよりも長くても3日で終わると考えるようにした方が良いかも知れませんね。私の場合3日続いたのは後にも先にもこの時一回きりなので、なぜ3日も続くことになったのかは良く分かりません。よほど悪い条件が揃っていたのかもしれませんし、別々の原因がたまたま3日連続で発生していたのかもしれません。

私はこの時、医者にはいかなかったのですが、お勧めとしては2日目に突入した段階で医者に行って処方薬を貰った方が良いと今では考えています。もちろん最初から行った方が良いのですが、片頭痛も馴れてくると発症する度に医者には行きませんから、皆さんもそうそう医者にはいかないでしょう。しかし生活に支障が出るような痛みを3日も抱えるのはやはり、周囲への影響も大きいので、医療に頼るのが最も良いのではないかと思います。

もし4日目になっても痛みが引かない場合には、片頭痛ではない可能性も有ります。日頃片頭痛に悩まされている人は頭痛が有ると片頭痛と思いがちですが、実際にはそんな保証は何処にもありません。特に4日目になってもまだ痛いと言うことになると片頭痛以外を疑った方が良いかも知れませんので、必ずすぐに医者に行って適切な診断と治療を受けるようにして下さい。場合によっては命に係わることも有るので十分注意が必要です。

片頭痛を理解しよう!痛みの我慢には限界が有り生活に支障が出る

こんにちは、頭痛のジジイです。さていよいよ片頭痛に話に絞って進めていくことにしましょう。頭痛を持っていない人はたまに風邪に罹った時などの痛みを想定して頭痛ぐらいで騒ぐことに眉をひそめる人がいますが、頭痛持ちにとっては大変辛いことです。特に片頭痛の場合、痛みがひどくなってくると吐き気まで伴ってとても普段通りの生活はできません。片頭痛の痛みを感じているときには我慢にも限界が有ることを知っていてもらいたいものですね。

ただ実は頭痛ぐらい大したことは無いと思っているのは周囲の人だけではなくて自分自身もそう思っている人が意外に多いようです。私も中年になる手前ぐらいまではそう思っていて片頭痛を発症している中で仕事をして大変苦しい思いをしました。しかしその後いろいろ調べて、この痛みはそう生易しいものではないと言うことを知り、片頭痛を感じているときには、体調不良と言うことで横にならせてもらったりするようになりました。周囲の人は迷惑だったかもしれませんね。

最近では頭痛に対する理解は以前よりは進んでいますが、やはり職場の中では我慢が必要な事も多々あると思います。しかし頭痛は病気です。特に片頭痛の痛みと言うのは我慢できる範囲を越えているものだと言うことを理解して下さい。周囲の人には片頭痛と言うものを説明しておき痛みがひどい時には一時的にでも横になったり、それが無理なら、暫くの間目を瞑っていられるような環境を作っておくと良いのではないでしょうか。

職場などに居る場合にはこのような対策しか取れませんが、自宅にいる場合には、片頭痛の特徴から首筋や脇の下を冷やしながら暗い部屋に横になって暫く眠るようにしましょう。片頭痛は頭部の血管の拡張が原因ではないかと言われていますので冷やすことによってこの血管の拡張を抑制すると効果が有ります。また片頭痛は光に敏感に反応することが有りますので出来るだけ部屋を暗くすることもお勧めです。あとは痛みが引くのを待つしかありません。

そこで片頭痛と上手に付き合うための最初の一歩としては痛みが出たときの対応方法を憶えることです。痛まないのが一番ですが、一気にそこまではいきませんし、色々と痛みが出ないように対策を立てたとしても全く痛みが出ないと言うような完璧な対策は取れませんので、まずは最悪の状態から脱出するにはどうしたら良いのかと言うことを考えていおくことが必要になるのです。前記の方法は私の方法ですが、試行錯誤して自分に合った方法を見つけてほしいと思います。

また家族と同居している場合には、家族の理解も必要です。例えば結婚して相手の家族と同居したりすると、実家では片頭痛についての理解が有ったとしても、婚家にはそのような経験が無いためなかなか理解を得られ無いことも有り、家族関係がぎくしゃくしてしまう事も有ります。そういう場合も時間をかけて片頭痛の痛みは酷いもので、場合によっては休まざるを得ないと言うことを理解して貰うことが必要でなのではないでしょうか。

ズキズキ来る痛み!片頭痛と他の一次性頭痛の違いを見極めよう

こんにちは、頭痛のジジイです。片頭痛は一次性頭痛の一種だと言われますが、一次性頭痛にはこの他に緊張型頭痛と群発頭痛と呼ばれるものが有ります。一次性頭痛で最も多いのが緊張型頭痛で、日本での頭痛持ちの数が約3000万人いると言われますが、このうちの2200万人はこの緊張型頭痛です。これに対して片頭痛が840万人、群発頭痛が1万人と言われています。数が合わないと言わないでください、複数発症する辛い人もいるのです。

緊張型頭痛は精神的・肉体的ストレスや肩こりなどの筋肉の張りなどが原因で発症します。したがってこの頭痛の場合ストレスを感じやすかったり、筋肉が緊張しやすい人なら誰でも発症する可能性が有り、特にそれまで頭痛持ちでは無かったような人でも、環境の変化などで発症する可能性が有るものです。痛みは頭痛の中では比較的小さく、市販の鎮痛薬で抑えられる程度のもので、我慢してもそれ程辛いと言うようなことは有りませんが、長い場合には数日続くことがあります。

片頭痛は発症メカニズムが徐々に明らかになってきてはいますが残念ながらはっきりした原因が特定されている訳ではありません。私はこの片頭痛を患っており、本ブログもこの片頭痛について話を進めていくことになります。片頭痛の痛みは緊張型頭痛に比べて大きく、酷くなると生活するにも支障が出てくるようになります。市販薬もまだはっきり痛みとして感じられないような早期の段階で服用すれば効果が有りますが、痛みが進んでからでは効果は限定的です。

最後の群発頭痛はやはりまだ原因が特定されず、頭の中の血管が拡張することによってお起こるのではないかと言われています。特徴としては1年あるは長期の場合は4年程度の間に数回にわたって一カ月ないし三か月と言う期間毎日同じ時間帯に痛みを感じるようになります。この痛みは女性の出産時の痛みよりも大きいと言われていて人生における三大痛の1つだとされています。市販の鎮痛剤は全く効きませんが、酸素吸入をすることで痛みを軽減できます。

片頭痛の原因としては群発頭痛と同じように脳内の血管の拡張が指摘されており、これによって神経が刺激されて痛みを発症していると言われます。したがってこの場合血液の通りが良くなると更に痛みが増します。しかし緊張型頭痛の場合には筋肉の緊張が原因ですから筋肉の緊張をほぐすために筋肉を良くもんだりします。そうすると血行が良くなって筋肉の緊張はほぐれ血液の流れが良くなって片頭痛には逆効果になってしまいます。

このように頭痛の種類を良く理解しておかないと症状を悪化させてしまう可能性が有るのです。多くの人が自分は片頭痛だと言って病院に来ると言われていますが、実は緊張型頭痛だったと言うケースが非常にたくさんあります。またこの逆のケースも珍しいことではありません。良く自分の頭痛を理解して適切な対処をするようにしなければ、いつまでたっても上手に頭痛とお付き合いをすることはできるようにはなりません。十分注意しましょう。

頭痛は馬鹿にできない!その痛み本当に片頭痛なのか疑ってみる

こんにちは、頭痛のジジイです。これから私の片頭痛との長いお付き合いを軸にして、頭痛について具体的に話を進めていきたいと思います。これを読んでいる人の多くは、ご自身が頭痛を持っているか、或はご家族の中に頭痛持ちの人がいるのではないかと思います。私も私自身だけではなく、家族・親族の多くに頭痛持ちがおり、小さい時から頭痛につい悩む姿を見てきました。私自身が頭痛を意識しだしたのは高校時代だったと思います。

さて自分の頭痛について考えるときに重要になるのが、それがどういう種類の頭痛なのかということを知ることです。頭痛と言うと頭痛持ちと言われるように頭痛だけを時々発症する頭痛自体が病気の場合と何らかの別の病気に伴って頭痛を感じる場合が有ります。前者は一次性頭痛と言って本ブログのテーマである片頭痛もその一つです。これに対して後者の頭痛を二次性頭痛と言って例えば風邪に罹った時に感じるような頭痛を指します。

一次性頭痛は緊張型頭痛の様に我慢できる痛さのものや、片頭痛の様に生活に支障が出るもの、群発頭痛の様に人生の三大痛に入るほど痛いものなどが有りますが、これによって命を落とすような事はまずありません。したがって如何にして頭痛を軽減するか、あるいはもっと進んで如何にすれば頭痛を発症しないようにできるかを考えればよいことになります。本ブログでもこの点について考えを進めて行こうと考えている所です。

しかし、二次性頭痛の場合は違います。風邪が原因なら大事にはならないかもしれませんが、痛みが例えば脳腫瘍によるものだった場合にはどうでしょうか。脳腫瘍の痛みを自分勝手の判断で片頭痛と判断して、片頭痛向きの薬を飲んだり、対策を行っても、効果は出ませんし、そうこうしているうちに腫瘍が悪化して、命を落とすことにもなりかねません。したがってたかが頭痛と思う事だけはしてはいけないのです。頭が痛いと思ったらまずは病院に診断を受けにいきましょう。

病院はまずは主治医のところか、主治医のような存在がいない場合には近くの内科に行けば良い筈です。どうしても痛みが取れないかあるいは痛みが繰り返すようなときには、最近では頭痛外来を開設している病院が有りますから、主治医などに紹介してもらいましょう。頭痛外来では、二次性頭痛の可能性を排除する為、最初に徹底的な検査を行なって、何か原因になるような病気が無いかどうかを調べます。その検査で他の病気が見つからなかった場合にどの様な一次性頭痛なのかを調べることになります。

このように頭痛と言うのは馬鹿にしていては命取りになる可能性も有る怖い症状であることをよく理解しておきましょう。また一度片頭痛と診断されたとしても、二次性頭痛にならないと言う事ではありませんから、いつものと痛みが違うとか、他に何か症状が出ていないかと言うようなことは常に注意していなければなりません。そのような点を注意して頭痛と言うものと上手に付き合っていくように努力しましょう。

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