こんにちは、頭痛のジジイです。そろそろ私自身の片頭痛に絞って片頭痛の予防について考えることにします。今回は予防するための準備として私の片頭痛のパターンを分析してみます。パターンと言うのはどの様に発症しているかを明確にすると言うことで、そのパターンの原因を追究する時の準備と言うことが出来ます。原因が分かれば対策も立てられるので、大変重要な部分ですが、パターンといえば聞こえはいいですが、自分を観察するだけで難しいことは有りません。

私の片頭痛のパターンは大きく分けて2種類です。朝から痛みを伴っている場合と起床してから夕方までの間に徐々に痛みが出てくる場合です。後者の場合には気圧を注意することで前兆を掴んで痛みが出てくる前に鎮痛薬を服用することで完全とは言えませんが、片頭痛の痛みを回避できるようになりました。これに用いたのが天気図であることは以前本ブログで報告した通りです。この分析と対応の結果後者のようなパターンで痛みを感じるような片頭痛は三分の一程度にまで減らすことが出来ています。

問題はもう一つの前者のパターンです。この場合も気圧が関係する事は有るかもしれませんが、眠っている間に痛みが出てくるわけですから、前日の生活状態も絡んでいるのではないかと考えて見る事にしました。そこで生活の何が関係しているのかわかりませんから、片頭痛日誌と言うようなものを作って、毎日やったこと、食事の内容、頭痛の有無など気が付いたことは全て記入するようにしてみました。これで何度か同じパターンが有ればそれが片頭痛と何らかの関係が有ると考えられます。

最初のうちは何となく書き留めると言うようなものでしたから、なかなか有効なデータとは言えませんでしたが、そのうちにかなり詳細な内容になって行って片頭痛も何度も発症していました。それでも関連性を見つけるのは容易な事ではありません。一見何も関係なさそうな内容を無理やり関連付けすると言うことですから、かなり無理な話ですし、私は数学で相関関係の分析方法を勉強したわけでもなかったので、雲を掴むような話の為、最初のうちはとにかく日誌をつけるだけでした。

ところが結果としてこの日誌は大変役に立つことになります。これによって私は後に何件かおかしな点に気付いて、朝起きた段階で痛んでいるような片頭痛を大幅に減らすことに成功したのです。詳細については次回以降に説明していく予定ですが、これ程上手くいくとは思いませんでした。そこで片頭痛で苦しんでいる人にお勧めなのですが、騙されたと思って私がやったような日誌を付けてみてはいかがでしょうか。面倒ですがそれによって痛みから解放されると思えばやる気も出てくるでしょう。

記入のポイントはなるべく詳細に書くと言うことです。食事をするのでは食事の材料が分かるようにしておくことが必要です。また入浴やその後の髪をどの様に乾かしたかなどについても貴重な情報になる事が有ります。厄介なのは何が後になって役に立つのかわからないと言うことです。あらゆる事について記載しておくことが望ましいですが、最初は難しいかもしれませんから少しづつ増やしていくようにすれば良いのではないでしょうか。