血管が神経を刺激する!最新研究による片頭痛発症のメカニズム

こんにちは、頭痛のジジイです。片頭痛はいまだに原因が分かっていない厄介な病気ですが、それでも最近になって発症のメカニズムがある程度絞られてきて、肩を揉んだり、入浴したりすると痛みが悪化する説明の辻褄がつくようになってきました。また処方薬になりますがこのメカニズムを改善する薬剤の中には、市販の鎮痛薬よりも効果的に症状を改善できるものが出てくるようになってきています。この調子で原因自体を突き止めてほしいものです。

さてそこで片頭痛のメカニズムですが、今のところ有力な説が2つあります。両方とも血管の拡張が関わっています。一つ目はセロトニン説でストレスなどを感じると血小板からセロトニンが放出されますがこれによって血管は収縮に向かいます。逆ではないかと言われそうですが、問題はこの後です。収縮して暫くしてセロトニンが減少し始めるとそれに伴って血管は拡張を始めます。収縮は周囲の刺激にはなりませんが、拡張時には周囲の神経を刺激するので痛みが出るのではないかという説です。

もう一つの説は三叉神経血管説というもので、何かの刺激が血管の周囲にある三叉神経を刺激することになり、血管の拡張を促して、その拡張が周囲を刺激して痛みに繋がると言う説です。何方の場合も血管の拡張を抑制できれば片頭痛の痛みを止めることが出来るわけです。ただし何らかの刺激と言っているように残念ながらどの様な刺激が作用しているのかを特定するのは難しく、いろいろな環境で発生し、人によって原因が違って来るのかもしれません。

さて市販の鎮痛剤は刺激によって発生する痛みを抑えるだけですから、この血管の拡張を抑えることはできません。そこでこの血管の拡張を抑える薬として注目されているのがトリプタン系の薬剤で病院に行って痛みがひどいと判断された場合には処方されるようになっています。ですからどうしても市販薬で抑えられないような痛みを感じているのであれば、病院に行って処方を受けることによって、早期に症状の改善が出来る可能性が有ります。

そこで今後考えなければならないのは、なかなか研究は難しいようですから、自分のケースをいろいろ考えることによって何が血管拡張の引き金になっているのか考えることです。もしこれが分かればその行為を避けることによって、片頭痛の発症の回数は減らせるはずです。たぶん引き金は1つだけとは限らない筈ですから、全部を特定するのは難しいかもしれませんが、あの痛みの回数を減らせるだけでもかなりの朗報と言っても良いのではないでしょうか。

ではその手段はどうすれば良いでしょう。私の場合には何が引き金の役割をしているのか分かりませんし、いつ痛みがおこるか分かりませんから、自分が行った行為、自分が食べたものなどについて出来るだけ詳細にメモに残してみることにしました。実際これが大成功で、私は具体的な引き金を何件か発見することが出来ました。メモを取るのは面倒ですが、効果は絶大でした。一度試してみる価値はあると思うのですがいかがでしょうか。